聖書箇所:イザヤ6:1-8、ローマ8:14-17、ヨハネ3:1-12

 

 

今日は教会の暦で三位一体主日と言われる日になっております。三位一体とは、私たちの信じている神様は父なる神様、御子イエス様、聖霊様という三人で一人のお方だということです。なかなか理解しにくいことかもしれませんが、今日はその三人で一人なる神様について覚える日になっています。

人は死んだらどうなってしまうのだろうかという疑問は誰しも持つものではないでしょうか。イエス様はその答えとして、「新しく生まれなければ神の国を見ることはできない」と語っています。

では、「新しく生まれる」とはいったいどういうことでしょうか。イエス様は「だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。」と語られました。「水と霊によって生まれる」とはイエス様を信じて受ける洗礼について語られています。洗礼は私たちが罪に死に、そしてイエス様の命に生きることを意味しています。私たちは洗礼によってイエス様の復活の命が与えられ、神様の子どもとして歩むことが出来るのです。

この救いが三位一体なる神様によって私たちに与えられているのです。私たちはイエス様を信じる信仰によって洗礼を受けます。そして、私たちを神の子とする聖霊様が与えられて、はじめて父なる神様を「アッバ、父よ」(お父ちゃん)と呼ぶことが出来るのです。その聖なる、聖なる、聖なる万軍の主をほめたたえ、賛美する一週間といたしましょう。

  • 1:ヨハネによる福音書/ 03章 01節さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。 
  • 2:ヨハネによる福音書/ 03章 02節ある夜、イエスのもとに来て言った。「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」 
  • 3:ヨハネによる福音書/ 03章 03節イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」 
  • 4:ヨハネによる福音書/ 03章 04節ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎内に入って生まれることができるでしょうか。」 
  • 5:ヨハネによる福音書/ 03章 05節イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。 
  • 6:ヨハネによる福音書/ 03章 06節肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。 
  • 7:ヨハネによる福音書/ 03章 07節『あなたがたは新たに生まれねばならない』とあなたに言ったことに、驚いてはならない。 
  • 8:ヨハネによる福音書/ 03章 08節風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」 
  • 9:ヨハネによる福音書/ 03章 09節するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。 
  • 10:ヨハネによる福音書/ 03章 10節イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんなことが分からないのか。 
  • 11:ヨハネによる福音書/ 03章 11節はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。 
  • 12:ヨハネによる福音書/ 03章 12節わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。