ここのユダヤ人たちは、テサロニケのユダヤ人よりも素直で、非常に熱心に御言葉を受け入れ、そのとおりかどうか、毎日、聖書を調べていた。(使徒17:11)

皆さんは、疑問に思ったり、自分の考えを揺るがされたりすることがありますか?そのような時、私たちは不安を覚えます。特に今、新型コロナウィルスの影響で私たちの考えや生活は根本から変えられようとしています。疑問や揺らぎの中で、日々過ごすことは多いのではないでしょうか。

 しかし、聖書はその疑問や揺らぎ自体を否定はしていません。むしろ、信仰を持つがゆえに通る戦い、試練とも言っています。私たちはこの世にあっては、限界があります。どんなに信仰が熱く燃えているときがあっても、そうでない時もあります。

 だからこそ神様は私たちに神のことばである「聖書」を与えてくださいました。今日のユダヤ人たちは自分の思いがどうなのかではなく、この聖書が何を語るかに想いを向けていきました。

 私たちも、このずっと変わらない神のことばを受け取って参りましょう。