わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。使徒6:4

 

皆さんは「何のために仕事をするでしょうか?」

 お金を稼ぐため、家族を養うため、また働くことが生きがいであるから、、いろいろな理由があると思います。どの理由もとても素晴らしいものです。しかし、もし目的なく働かなければいけないのなら、それはとても辛く大変なことです。働きにおいてもその目的、動機はとても重要なことです。

 教会が出来上がった最初の頃、だんだんと人が増え、働きの幅が広がってくるといろいろな問題が生じてきました。その一つに文化の違う人たちによる、差別や食い違いの問題がありました。そんな中、教会のリーダーたちはどうすればこのような問題に対処できるのかを考えました。

 彼らは、7人の信徒の代表者を選びました。そして、その者たちに具体的な食事や生活のお世話をするように任せたのです。こうして教会のリーダーたちは教会の本来の目的である「祈りとみ言葉」に専念することができるようになりました。

 私たちもさまざまな必要があり、「あれもしないと、これもしないと」と思うかもしれません。しかし、本当に大切なものは一つです。それは「神様のみ言葉を受け取ること」です。

 私たちが生きるこの本来の目的のために、日々の働きに遣わされていきましょう。