あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。(使徒3:16)
今日の説教題は「名を名乗れぇ～」というものです。時代劇などでよく聞く言葉ではないでしょうか。私は子どものころ水戸黄門がとても好きでした。なんの変哲もないおじいさんが悪を裁き、最後には正体を現していくというのはとても胸が踊りました。名ゼリフがあります。「この方をどなたと心得る！」これを聞くといつもスカッとしていました。なんの変哲も無いおじいさんはその印籠によって力ある方だということを証明されたのでした。
イエス様も、十字架の死と復活でご自身の力を表されました。そして、それだけでなく、聖書がそれを約束し、十字架によってその約束が達成されたのです。まさに、水戸黄門の印籠ではありませんが、聖書が「イエス様は救い主」ということを証明しているのです。
このイエス様の名を信じる信仰によって、私たちの罪は赦されると聖書は語ります。私たち自身には、力はありません。弱さがあります。しかし、水戸黄門で言えばそれは印籠をもった助さんや角さんのようなものです。「このお方をどなたと心得る」とイエス様のお名前によって、私たちは神に祈ることができ、その神のみわざを体験することができるのです。
イエス様の名によって罪が赦されている恵みを受け取っていきましょう。