イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手に ゆだねます。」こう言って息を引き取られた。 (ルカ23:46) 

 今日はイエス様の十字架を覚える受難主日です。今週の木曜日に最後の晩餐を弟子たちとともにとり、その後すぐ逮捕され、翌日イエス様は十字架で死なれました。

 イエス様の十字架は私たちにとって一体何の意味があるのでしょうか。

 賛美歌の中に「十字架のくぎ」という曲があります。その歌詞の中にこのような言葉があります。

   ぼくこそ 十字架のくぎ

   あなたのすべて 傷つけた

   その傷 救い

 私たちの心にある罪がイエス様を十字架につけたと聖書は語ります。私の神様を信じることができない心、「なんで神様」という否定的な思い、心にうちにある汚れ、それがイエス様を十字架につけたのです。僕こそ、まさに十字架の釘なのです。

 しかし、その傷こそ私の救いです。イエス様が私の罪をすべて背負って死んでくださったからこそ、私の罪の赦しがあるのです。

 命をかけて与えてくださったイエス様の愛を受け取っていきましょう。