悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。ルカ6:43

「あなたは実を結んでますか?」という質問に対して皆さんはどのように答えられるでしょうか。「はい、確かに実を結んでいます」と確信を持って言える人、「いや自信がないな」と思う人もおられるでしょす。今日は、この聖書の箇所から、実を結ぶとは一体どういうことなのか、そして、そのために私たちは何をするべきなのかをご一緒に聖書から見ていきたいと思います。

私たちは実を結ぶというと何か自分の人生が豊かになることを想像するのではないでしょうか。しかし、聖書では「貧しい人々は幸いである」と語っています。つまり、聖書ではあなたの幸せ、実を結ぶということは、その状況で左右されるものではないと語られているのです。

それでは聖書が語る実を結ぶとはどういうことでしょうか。それは、「神と人とを愛する」ということです。 自分を幸せにしたいと努力するのではなく、神と人のために生きる時、私たちは実を結ぶと聖書は語るのです。

イエス様は「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。」と語られました。主を土台にし、主につながるとき、私たちは神と人を愛する、実を結ぶものへと作り変えられていくのです。