主はぶどうの木 
 今日の聖書の箇所はイエス様の無限の愛が現れている箇所です。イエス様は自分の死を前にしてそれでも弟子たちを愛し抜かれました。ここでは私たちがイエス様の愛に生きるためぶどうの木のたとえについて語られています。主のぶどうの木につながるなら豊かな実を結ぶと聖書は語っています。 

イエス様の喜び
 私たちはイエス様の喜びを自分のものとして受け取れることができると聖書は語ります。どうすれば自分のものとできるでしょうか。それは互いに愛し合うことによるのです。

無償の愛 
 聖書が書かれているギリシャ語には愛について三つの言葉があります。それはエロス、フィリア、アガペという言葉です。エロスは自己中心の愛、フィリアは友情の愛、そしてアガペのが自分の利益を求めない無償の愛です。イエス様の愛こそがご自分を犠牲とするアガペの愛です。アガペの愛が私たちに与えられています。

 イエス様が私を選んだ
 私たちは自分で真の神を信じることができません。神様が私たちを見つけ出し信仰を与えてくださるのです。そして互いに愛し合う力が与えられるのです。だからこそまずイエス様の愛に留まることが大切です。
  • 11:ヨハネによる福音書/ 15章 11節
    これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。
    12:ヨハネによる福音書/ 15章 12節
    わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。 
    13:ヨハネによる福音書/ 15章 13節
    友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。
    14:ヨハネによる福音書/ 15章 14節
    わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。 
    15:ヨハネによる福音書/ 15章 15節
    もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。
    16:ヨハネによる福音書/ 15章 16節
    あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。 
    17:ヨハネによる福音書/ 15章 17節
    互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である。」