若者は幻を見、老人は夢を見る。 (使徒2:17)

 今日はペンテコステ、教会の誕生日と言われるお祭りの日です。教会では、イースター、クリスマスと並ぶ三大祭りとして知られています。

 約二千年間、教会の歴史は続いてきました。その最初は、聖霊様という神様の霊が弟子たちに降るところから始まっていったのです。弟子たちは聖霊様から力を受け、言葉が与えられ、イエス様の福音を宣べ伝えました。その言葉を聞いた3000人の人がその日に洗礼を受け、それが教会の始まりとなりました。

 聖霊様は聖書において「弁護者」とも語られています。文字通り私たちのことを「弁護して」くださる方なのです。弟子たちにも言葉が与えられました。イエス様の福音をのべ伝えるさまざまな言葉が聖霊様によって与えられていったのです。

 この日本にあっては信仰を持って歩むということはしばしば難しさを感じることがあるかもしれません。どのように理解してもらえばいいのか、どのように語ればいいのかわからないと思うこともあるでしょう。しかし、今日、聖書は語る言葉は聖霊様が与えてくださると約束しているのです。

 神様の霊、聖霊様によって言葉を与えられ、夢を与えられ、大胆に信仰を告白していきましょう。