わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。

(マタイ18:5)

今日は西須磨教会の年に一回の総会です。このみ言葉は私たちが一年間掲げる標語のみ言葉です。

 弟子たちは「いったいだれが、天の国で一番偉いのか」をイエス様に尋ねました。願わくば自分が偉くなりたかったのでしょう。しかし、イエス様は「子供のように心を入れ替えなさい」と語ります。

 私たちももしかしたら弟子たちのように「偉くなりたい」と思うことがあるかもしれません。「お金があればこうなったのに」「あの人は学歴があるからすごい」など、知らず知らずのうちに私たちは、私たち自身の持っているもので、優劣を判断しようとします。

 しかし、子供は「自分が弱い者である」ということを知っています。小さな赤ちゃんは自分では生きていけないからお母さんを呼んで泣き叫ぶのです。

 私たちも救いに関しては自分の持っているものは関係ありません。私たちが救われたのは赤ちゃんのようにただ神様によって一方的に恵みを与えてくださったからなのです。

 だからこそ、心を入れ替えて子供のように神様を信頼することが大切なのです。