恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。(ルカ5:10)

「何のために生まれて、何をして生きるのか?」そう感じたことはありませんか。私たちはいつもこの問いかけの答えを探して歩んでいるものです。

イエス様の一番弟子のペテロは、イエス様と出会いその答えを受け取っていった人物でした。ペテロはもともと漁師でした。漁師時代にイエス様に出会い、沖に漕ぎ出して漁をするようにイエス様に言われました。

彼はこの言葉に戸惑いました。なぜなら、彼は先ほど何の収穫も得られずに帰って来たばかりだったのです。しかし彼は「お言葉ですから」とイエス様の言葉に従っていきました。そのとき、溢れるばかりの収穫が与えられたのです。

私たちの歩みにおいても、主はしばしば私たちの思いに反するようなことを命じられることがあります。しかし、その思いに「お言葉ですから」と従うときに私たちにも多くの実が与えられるのです。

私たちが生きていく理由、聖書は「神と人に仕えるため」と語ります。ペテロは「人間をとる漁師」としてイエス様の言葉を宣べ伝えていきました。私たちにも同じように主からその使命が与えられています。主の命に生かされ、「神と人に仕える者」として歩んでまいりましょう。