今日は3本目のろうそくに灯がともりました。いよいよ来週は主の誕生を覚えるクリスマス礼拝となります。今日の聖書は、有名なマリアの受胎告知の箇所となっています。

 

天使はいきなり彼女のところに現れて「おめでとう!」と祝福したのでした。今の日本でいうと、何か詐欺のように誤解されてもしょうがないような発言です。そもそも突然天使が現れること自体、びっくり仰天するようなことであるのに、その天使が「おめでとう」といきなり言い出すものだから余計にパニックしてしまったのではないでしょうか。

 

 動揺と混乱、そして不安の中にあったマリア、そんな彼女がこのあと一切を神に委ねていくことができました。どうしてだったでしょう。それは、「神にはできないことが何一つない」という天使が語ったみ言葉によるものでした。この言葉によって彼女は励まされ、救い主の母としての使命を受け取っていったのです。

 

 このアドベントの時期、私たちも「神にできないことはない」という素晴らしい主のみわざを見させていただきましょう。

 

「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」

ルカ1:28